論文発表にて近見反応の重要性を啓発した。原著論文「右頭頂後頭葉出血により輻湊不全型外斜視を発症した1例(神経眼眼)」、「脳梁欠損症に似た高度水頭症症例の両眼視機能(眼科臨床紀要)」を報告した。 また視覚機能からみたICT環境-映像の生体への影響と上手に付き合う方法-(小児科)、視覚機能と学習効果 –視覚機能向上により運動パフォーマンスは向上するのか?(臨床スポーツ医学)、片頭痛の眼科臨床と視機能異常(日本の眼科)など近見反応の大脳高次機能と関係を総説などで報告した。新規計画として、新しい瞳孔とLEDとの関係を診るために、「VDT作業に使用する遮光レンズのコントラスト視力装置CAT2000を用いた視機能評価‐遮光レンズ眼鏡の自覚的、他覚的選択方法の見直し(あたらしい眼科)」を報告した。近見反応を用いたさらなる測定方法の確立を目指して、全身自律神経症状との関係をみるために「血圧・心拍変動解析」ソフトを購入した。
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