研究課題
基盤研究(C)
肩関節痛に対する物理療法の作用機序を明らかにする目的で、体表に灸様熱刺激を加えた際の腱板血流の変化を検討した。実験はウレタン麻酔人工呼吸下のWistar系ラットを用いた。血流の計測は三角筋を小切開して腱板を露出し、レーザードップラー血流計針型プローブを用いて行った。刺激は電子灸治療器を用いた熱刺激を体表に加えた。この結果、灸様熱刺激によって腱板血流は有意に増加した。
健康科学