研究課題
基盤研究(C)
認知症の行動・心理症状(BPSD)が出現し、崩れていく自己を自覚している高齢の女性アルツハイマー病者7名に7日間指輪をはめてもらい、そのBPSDが軽減するのかどうかを探索した。7日間継続して指輪をはめた5名の内、指輪に強い関心を示した3名はNPI項目の内、「易怒性/不安定性」「興奮」が軽減、消失したと介護者から評価された。また指輪をはめると、口に手をそえて笑うなど、しとやかさが現れる者もいた。
人間医工学