手話は手指動作と非手指動作で構成される。手指動作は手の形、動き、位置によって単語の意味を表し,非手指動作は表情、頭部の傾きなどにより文法規則を付加する働きを行う。 手指動作認識では、2名が223単語を2回生成したデータに対して認識を行った。手話の3基本要素、手形状(24種類)、位置(8種類)、動き(40種類)の認識実験を行い、28.7%、78.3%、60.0%、重み付け和の単語認識率は33.8%となった。上位10位以内の認識率は79.7%であった。非手指動作認識は、出現頻度の高い頷き、顎上げ、顎下げの3種類を対象とした。66文章で学習し125文章を認識した結果、正解率は 79 %であった。
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