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2014 年度 実施状況報告書

「いつの間にか」動いているダンス授業の検討-表現することを改めて問う-

研究課題

研究課題/領域番号 25350716
研究機関筑波大学

研究代表者

寺山 由美  筑波大学, 体育系, 准教授 (60316784)

研究期間 (年度) 2013-04-01 – 2016-03-31
キーワードダンス学習 / 表現 / 表現運動 / 学習内容 / 体育授業
研究実績の概要

本研究は、「いつの間にか」動いているダンス授業の検討を通して、「表現すること」を再考し、新たなダンス学習内容の一面を明らかにするものである。このことを実現するために、「実践的研究」(以下、実践)と「理論的研究」(以下、理論)からアプローチする。今年度の研究実施計画は、「表現すること」の理論構築とそれを踏まえた授業案に基づく授業実践であった。
今年度は、【「いつの間にか「表現すること」を再考する】ことに焦点を当てて研究を進めることができた。
まず、国際スポーツ哲学会 (International Association for the Philosophy of Sport: IAPS)の42th Annual Meetingにて「 Consideration of learning contents for dance in the Japanese Physical Education Curriculum」を発表した。そこで、「体育」における「ダンス教育」の意義について意見を交換した。
さらに、昨年度の計画であったProf Dr. Antje Klinge(Faculty of Sport Science, Ruhr University Bochum・ルール大学、舞踊教育専門)との面会が実現し、インタビュー調査を行うことができた。同時に、 Dr. Klingeの研究として行われている小学生を対象にしたダンスワークショップの成果発表パフォーマンスを鑑賞することができた。インタビュー前は、日本とドイツでは舞踊教育の現状に違いがあると当初予測していたが、様々な点で共通することの方が多くほとんど違いがないことがわかった。

現在までの達成度 (区分)
現在までの達成度 (区分)

3: やや遅れている

理由

当初予定していた子どもの実態と指導に関する実践的研究が次年度になってしまったため。

今後の研究の推進方策

実践的研究では、中学生を対象に授業を展開し最終年度にずれこんだ分、理論的研究と平行して研究を進める予定である。
理論的研究では、理論構築を深め、国際スポーツ哲学会 (International Association for the Philosophy of Sport: IAPS)の43rd Annual Meetingにて発表する。また、再度、Prof Dr. Antje Klingeを訪ね、ドイツの体育授業を調査する予定である。

  • 研究成果

    (1件)

すべて 2014

すべて 学会発表 (1件)

  • [学会発表] Consideration of learning contents for dance in the Japanese Physical Education Curriculum2014

    • 著者名/発表者名
      Yumi Terayama
    • 学会等名
      International Association for the Philosophy of Sport:42th Annual Meeting
    • 発表場所
      Natal Brazil
    • 年月日
      2014-09-04

URL: 

公開日: 2016-05-27  

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