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2016 年度 実績報告書

ソフトテニス・グラウンドストロークの正確性と体幹部動的安定性との関係に関する研究

研究課題

研究課題/領域番号 25350771
研究機関県立広島大学

研究代表者

楠堀 誠司  県立広島大学, 生命環境学部, 准教授 (10513856)

研究期間 (年度) 2013-04-01 – 2017-03-31
キーワードコントロール / 身体の動的安定性 / ソフトテニス / 体力
研究実績の概要

本研究では,ソフトテニス・グラウンド・ストロークにおける身体の動的安定性(主として体幹部)とショット・コントロールとの関連について明らかにすることが目的であった.仮説としては,打球時の身体安定性とショットコントロールとに正の相関関係があり,身体の安定性により安定的に視覚情報が得られた場合にショットコントロールの向上がみられるというものであった.
被験者は,男子10名,女子9名のエキスパート・プレーヤーで,そのうちネットプレーヤーは3名であった.体力データは,Biodex System3により,膝伸展力,体幹屈曲力の計測を行った.ショット・コントロールは,対戦相手エリアにターゲットエリアを設定し,ベースラインからネットまでの間を5つの区間にわけ,ベースラインに近い方から5段階で得点を与えることとした.被験者にはメトロノームにあわせて,1分あたり33球打球するペースで,フォアハンド,バックハンドフォアハンド,・・・といって順序で50球打球することを求めた.その際の打球動作を4台の高速度カメラ(250コマ/秒)で撮影し,3次元分析できるようにした.50球のうち,前半30球までを分析対象とした.身体の体幹部安定性については,周波数分析などを行い,ショット・コントロールとの関係を明らかにする計画であった.
結果:体力データとショット・コントロールに正の相関関係はみられなかった.身体部位の3次元座標値の分析については,研究期間内に体調不良が続いたこと,2016年度は事故のため大けがを負い,結果的に休職せざるを得ない状況になり,分析ができず,身体の動的安定性とショット・コントロールとの関係を明らかにすることはできなかった.データは残っているので,今後も分析を進めたい.

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公開日: 2018-01-16  

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