研究成果の概要 |
1,500-mのタイムトライアルを行う際、1人で走るよりは2人走(head-to-head competition)がより精神的モチベーションを高め、記録を5.9秒(2.1%)短縮した(p<0.05).しかし、室内のトレッドミルを用いた2人での並列(next to the subject)走では1人走に比べ持続時間が12秒(3.9%)延長したものの、生理的・要素や心理的要素に有意な差が認められなかった.1,500-m走で2人走が1人走よりもパフォーマンスが高くなる原因は、トライアル前の心理的な活性度の高まりによる.
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