1902(明治35)年に長崎活水女學校で撮影された古写真中にバスケットゴールを発見し、同型のバスケットゴールが存在したか否かを検証するために、バスケットボール発祥地である米国スプリングフィールドカレッジアーカイブスセンター所蔵の当時のバスケットボールオフィシャルルールブックからゴールのルール変遷に関する記載内容を抽出して分析した結果、長崎活水女學校のバスケットゴールは、バックボードが整備される前のSCREEN のルールに準じていることが特定され、1903(明治36)年以前のルールに準じて設置されたゴールの型状である可能性が示唆された。
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