研究課題
持久的なプライオメトリックトレーニングが身体のバネ能力を改善し、長距離走のパフォーマンスを向上させるという仮説を検証する。大学生長距離3選手名に18週間(5日程度/週)のジャンプトレーニングを行わせた。トレーニングの内容は、トレーニング用ラダーを用いた両脚連続ホッピング(30~60秒間)であった。トレーニング期間前後の競技会における5000m走の記録、およびランニングエコノミーを比較した。記録の変化は、A:16分11秒→16分33秒、B:18分58秒→18分05秒、A:16分07秒→15分58秒であり、2名が向上、1名が低下であった。ランニングエコノミーに変化は見られなかった。このような結果が見られた原因はトレーニング強度の不足にあると思われ、より高強度なトレーニングを用いた計画が必要と考える。
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