本研究の目的は、持久的なプライオメトリックトレーニングが長距離走のパフォーマンスを改善するという仮説を検証し、新たな長距離走トレーニングを開発しようとするものである。長距離ランナ-3名を対象に、~1分の連続ホッピングを5日/週程度、18週間行わせ、その期間の前後の走の経済性、及びパフォーマンスを検討した。2名は経済性が改善し1名は低下、2名は5000m走の記録がが向上し1名は低下した。本研究の結果は、仮説を検証するには十分とは言えなかった。本研究で行ったトレーニングは強度が低すぎた可能性があるものと思われる。
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