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2013 年度 実施状況報告書

医師の燃え尽き症候群克服のためのワークライフバランスからのアクションリサーチ

研究課題

研究課題/領域番号 25350842
研究種目

基盤研究(C)

研究機関長崎大学

研究代表者

伊東 昌子  長崎大学, 大学病院, 教授 (10193517)

研究分担者 林田 雅希  長崎大学, 学内共同利用施設等, 准教授 (70264223)
安部 恵代  長崎大学, 医歯(薬)学総合研究科, 講師 (90372771)
研究期間 (年度) 2013-04-01 – 2016-03-31
キーワードワークライフバランス / 燃え尽き症候群 / 医師不足
研究概要

【 調査概要 】燃え尽き度とワークライフバランス実現度に関するアンケート調査を施行し、その後、ワークライフバランスセミナーを行い、希望のある職員に対しては、インタビューを施行した。【 アンケート内容 】燃え尽き度のスケールは、17問の質問からなる日本版 Maslash Burnout Inventory (MBI)を使用し、ワークライフバランス実現度に関しては、学習院大学経済経営研究所作成による指標(WLB-JUKU INDEX)を参考に、個人レベルでのワークライフバランス実現度をスコア化する具体的な指標を作成した。【 セミナー内容 】佐藤博樹(東京大学社会科学研究所 教授)・小室淑恵((株)ワーク・ライフバランス)監修DVD『ワークライフバランス なぜワークライフバランスが求められるのか/ワークライフバランスを実現するために』日本経済新聞出版社、2009 年(前半は問題提起、後半は解決討議からなる各25分×2巻)の視聴(8月、9月に合計11回施行)や、ワークライフバランスセミナー受講等である。【 調査対象 】長崎大学病院に勤務する職員2,269名(医師、歯科医師、看護師、薬剤師、技術職員、事務職員、その他)【 アンケート実施期間 】2013年7月下旬~8月9日(金)【 調査方法 】返信用封筒を同封したアンケート用紙を全職員に個別に封書で配布し、院内便で回収し、回収したアンケートは、連結可能匿名化(コード対応表を用いる)により匿名化して解析し、得られたデータは、施錠できるキャビネットに保管した。以上、長崎大学医歯薬総合研究科倫理委員会の承認を得て施行。また、希望する職員には、自身の燃え尽き度とワークライフバランス実現度について評価結果レポートを返信し報告した。【 結果 】アンケート回答数(回答率):1,226名(54.0%)。アンケート集計結果は、現在解析進行中である。

現在までの達成度 (区分)
現在までの達成度 (区分)

2: おおむね順調に進展している

理由

スケジュール通りに進んでおり、現在解析中である。

今後の研究の推進方策

2回目のアンケート調査に向けて、準備を開始する。介入は、これまでと同様に進める。

次年度の研究費の使用計画

経費が中途半端に残ったので、来年度有効に使うために、次年度に回すこととした
物品購入

  • 研究成果

    (8件)

すべて 2014 2013 その他

すべて 雑誌論文 (7件) (うち査読あり 1件) 学会発表 (1件) (うち招待講演 1件)

  • [雑誌論文] シリーズ「ワークライフバランスの視点から医師の働き方を考える」ポジティブ・アクションとは? ー日本と海外諸国の事情ー2014

    • 著者名/発表者名
      伊東昌子
    • 雑誌名

      日本外科学会雑誌

      巻: 816 ページ: 62-65

  • [雑誌論文] シリーズ「ワークライフバランスの視点から医師の働き方を考える」ワークライフバランス市民公開講座を開催して2014

    • 著者名/発表者名
      伊東昌子
    • 雑誌名

      長崎県医師会報

      巻: 816 ページ: 50-53

  • [雑誌論文] 最近の新規女性外科医師数は増えているのか?減っているのか?ー全国外科教室でのアンケート結果ー2014

    • 著者名/発表者名
      崎村千香、江口 晋、伊東昌子
    • 雑誌名

      日本外科学会雑誌

      巻: 115 ページ: 44-49

    • 査読あり
  • [雑誌論文] シリーズ「ワークライフバランスの視点から医師の働き方を考える」女性医師支援の目指すところ ―その1-2013

    • 著者名/発表者名
      伊東昌子
    • 雑誌名

      長崎県医師会報

      巻: 813 ページ: 42-43

  • [雑誌論文] シリーズ「ワークライフバランスの視点から医師の働き方を考える」固定的な性別役割分担について思うこと2013

    • 著者名/発表者名
      伊東昌子
    • 雑誌名

      長崎県医師会報

      巻: 814 ページ: 79-81

  • [雑誌論文] シリーズ「ワークライフバランスの視点から医師の働き方を考える」なぜ、日本女性の社会進出は遅れたのか?2013

    • 著者名/発表者名
      伊東昌子
    • 雑誌名

      長崎県医師会報

      巻: 815 ページ: 18-21

  • [雑誌論文] ~男女共同参画委員会より~ 医師にとって幸せを感じる働き方とは2013

    • 著者名/発表者名
      伊東昌子
    • 雑誌名

      肝臓

      巻: 54 ページ: 639-640

  • [学会発表] 特別企画 ~医師にとって幸せを感じる働き方を目指して~

    • 著者名/発表者名
      伊東昌子
    • 学会等名
      第49回日本肝臓学会総会
    • 発表場所
      京王プラザホテル(東京都新宿区)
    • 招待講演

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公開日: 2015-05-28  

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