研究課題
基盤研究(C)
メタボリックシンドロームに該当する地域住民に対して運動教室を実施し,体脂肪率および内臓脂肪面積をもとに,改善効果を明らかにした。3ヶ月間の自転車エルゴメータ運動を実施することにより,体重の変化,腹囲の変化は減少傾向が見られたものの,有意ではなかった。しかし,体脂肪率は男性で有意な減少が認められた。また,腹部脂肪面積については,皮下脂肪面積は有意な変化ではないものの,内臓脂肪面積では男性で有意な変化が認められた。希望者に対して,さらに継続して運動教室を実施したが,体脂肪率および内臓脂肪面積の変化量はかなり大きく,運動を継続することによる効果は顕著であった。
健康スポーツ科学