研究課題
基盤研究(C)
本研究は運動意欲の発達に及ぼす環境要因の影響について調査した。調査対象者は遺伝的に100%等しい一卵性双生児は20組、多胎児4組であった。その多くはトップアスリートである。双生児の卵性診断は自己報告式の調査票を用いた。その診断精度は95%以上である。調査の結果、運動意欲における一卵性双生児の類似性が高いことから遺伝の影響が認められた。また、運動意欲の発達には、彼らの有する性格特性、子ども時代の有能感、ライバルや指導者などが影響した。
子ども学