2014年度に引き続き、1.2015年度調査準備、2.2015年度調査、3.調査データの分析と研究成果発表を行った。 1.2015年度調査の準備:2013年度および2014年度調査と同様に、本調査は地方自治体で実施されている3歳時歯科健康診査とタイアップして実施した。調査会場への研究協力員の配置など研究代表者は研究協力者と十分な打合せを行い、計画を立てた。郵送法によるフォローアップ調査実施のための準備をした。 2.2015年度調査:2015年度調査は100組(養育者100名、3歳児100名)への調査を計画し、107組(養育者107名、3歳児107名)への調査を実施した。養育者に対しフォローアップ調査を実施し、養育者65名より回答を得た。 3.調査データの分析と研究成果発表:調査データの分析を行い、研究成果として学会発表を行った。母親がかかりつけ歯科医を持つことは、子どもに対する歯科受療行動と関連していることが示された報告した(2015年9月、日本歯科衛生学会)。養育者がニュース番組やインターネットを使用し健康情報を得ることは、子どもに対しフッ化物を塗布することに関連していることが示唆された報告した(2015年10月、公衆衛生学会)。
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