• 研究課題をさがす
  • 研究者をさがす
  • KAKENの使い方
  1. 課題ページに戻る

2014 年度 実施状況報告書

校庭の芝生化が下肢の筋骨格系の機能に及ぼす影響

研究課題

研究課題/領域番号 25350944
研究機関順天堂大学

研究代表者

田中 登志雄(柳谷登志雄)  順天堂大学, スポーツ健康科学部, 准教授 (70329077)

研究分担者 久保 潤二郎  平成国際大学, 法学部, 講師 (10360728)
宮本 直和  鹿屋体育大学, 体育学部, 准教授 (20420408)
研究期間 (年度) 2013-04-01 – 2017-03-31
キーワード子ども / 芝生化 / 足趾把持力 / 走能力
研究実績の概要

本研究では、校庭を芝生化することによる児童の下肢筋機能の変化について明らかにすることを目的とした。
これまでに、校庭を芝生化した小学校および幼稚園を対象として、芝生化した意図・ねらい、芝生化後のグラウンドの使用状況および芝生化前とのグラウンド利用状況の変化について聞き取り調査を行った。
また、昨年度は子どもの足趾把持力および走能力などについての測定を実施した。ただし、様々な理由により、芝生化導入校の被験者の数が不足しているため、本年も継続して測定を実施することで、芝生化導入による効果を明らかにする予定である。

現在までの達成度 (区分)
現在までの達成度 (区分)

3: やや遅れている

理由

これまでに、幼稚園および学校を対象として、足趾把持力や下肢筋機能および走能力の測定および調査を実施してきた。
しかしながら、諸事情により、実験調査を予定通りに実施することが出来なかった。具体的には、予定していた学校とのスケジュール調整が上手く行かなかったことや、調査を予定していた学校が、校庭を芝生化したものの、体育授業や業間体育の運用をしていなかったために、子ども達の運動能力をたかめるような利用が出来ていないと判断した。そのため、これらの学校については、「芝生化を導入した学校」からは省いたことにより、現時点ではサンプル数が当初の予定を下回っており、被験者の正規性を確保することが難しいと判断した。
そのため、3年目である今年度もさらにサンプル数の確保を試みたいと考えている。

今後の研究の推進方策

現時点では測定データのサンプル数が少ないため、データの正規性を確保することが出来ていおらず、そのため、本研究プロジェクトで得られた知見を学術的な結論へと導くには不十分であると考えている。
当初は2年目までに実験・測定をする予定であったが、3年目(今年度)も実験・測定を実施するように予定を変更し、調査対象とする学校を増やすことでサンプル数を増大させる予定である。また、これまでに協力してもらった学校についても、調査開始から既に2年が経過して生徒が入れ替わっているため、これらの学校についても新たな被験者を対象として測定を実施することで、新たに被験者を確保して測定を行う予定である。

次年度使用額が生じた理由

昨年度内に測定実験を予定していた学校について、学校側と我々のスケジュール調整が上手くいかなかったため、次年度に実施することととなったため。

次年度使用額の使用計画

上記に理由により示した測定実験およびデータ分析を今年度に実施する予定であるため、昨年度使用しなかった額については、主にこれに使用する。

URL: 

公開日: 2016-05-27  

サービス概要 検索マニュアル よくある質問 お知らせ 利用規程 科研費による研究の帰属

Powered by NII kakenhi