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2014 年度 実施状況報告書

寝床内気候を整えることは乳児の良好な睡眠に寄与するか

研究課題

研究課題/領域番号 25350954
研究機関岡山県立大学

研究代表者

池田 理恵  岡山県立大学, 保健福祉学部, 准教授 (70249051)

研究分担者 関 明穂  岡山大学, 保健学研究科, 研究員 (20314685)
杉浦 絹子  川崎医療福祉大学, 医療福祉学部, 教授 (50378296)
深井 喜代子  岡山大学, 保健学研究科, 教授 (70104809)
研究期間 (年度) 2013-04-01 – 2017-03-31
キーワード乳児 / 寝床内気候 / 睡眠
研究実績の概要

データ収集:夏季における4組の母子の寝床内気候と睡眠覚醒状況を測定した。寝床内気候には温度計(LT-8B,グラム社製)を寝具に装着し、睡眠覚醒状況の確認にはアクチグラフを装着した。さらに母親に睡眠を中心としたダイアリーの記載を求めた。普段の寝具,ポリエステルのベビー布団,綿わたのベビー布団,綿敷きパットの4種類の寝具に3晩ずつ寝てもらった。夏季の湿度のコントロールを目的として異なる寝具を用いた場合の睡眠状況に違いがあるか、分析中である。また、同様にこれまでデータが得られなかった冬季の母子の寝床内気候と睡眠覚醒状況を1例測定することができた。
論文報告:乳児の睡眠を観察するための基礎資料となる論文を報告した。

現在までの達成度 (区分)
現在までの達成度 (区分)

2: おおむね順調に進展している

理由

協力の同意を得られる被験者が予定より多かったため、データ収集の比重が重くなり、分析や研究報告がやや遅れているが、ほぼ必要なデータを収集することができた。

今後の研究の推進方策

今後は分析、国際学会への報告、国際誌への論文投稿を行う。乳児の春、夏、秋、冬の寝床内気候の実態と睡眠との関連を探索する。特に寝床内湿度の高くなる夏季の睡眠に、寝具による湿度のコントロールはよい影響を及ぼすかどうかが分析の主眼である。

次年度使用額が生じた理由

当初の計画では国際学会での報告とデータ収集を平行して行う予定であったが、同意の得られる被験者が想定よりも多かったため、データ収集に重きを置く形となり、国際学会への参加を延期したため、参加費、旅費等が使用額との差額となった。

次年度使用額の使用計画

データ収集が終了したため、国際学会への参加と、論文投稿(midwifery)を予定している。

  • 研究成果

    (1件)

すべて 2015

すべて 雑誌論文 (1件) (うち査読あり 1件、 オープンアクセス 1件、 謝辞記載あり 1件)

  • [雑誌論文] Evaluating sleeping and waking states of infants: consistency of actigraph and observational data2015

    • 著者名/発表者名
      Rie Nakamura Ikeda, Kiyoko Fukai
    • 雑誌名

      Creative Education

      巻: 6 ページ: 536-539

    • DOI

      http://dx.doi.org/10.4236/ce.2015.65053

    • 査読あり / オープンアクセス / 謝辞記載あり

URL: 

公開日: 2016-05-27  

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