1)ミトコンドリアタンパク質由来の新規好中球活性化ペプチド15種を新たに同定した。 2)Mitocryptide-1 (MCT-1)、-2 (MCT-2)ならびに新たに同定したmitocryptide-3(MCT-3)がそれらの受容体を活性化するために必要で十分な構造単位を明らかにするとともに、MCT-2およびMCT-3に対する拮抗阻害ペプチドを創製した。 3)MCT-1、MCT-2ならびにMCT-3の生理機能を解析する上で重要なツールとなる、それぞれに対する特異的中和抗体取得に成功するとともに、さらにMCT-1およびMCT-2が低濃度において好中球のマウス腹腔への浸潤を惹起することが示された。
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