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2015 年度 研究成果報告書

レスベラトロールのアザ誘導体化合物による細胞増殖抑制機構の解明

研究課題

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研究課題/領域番号 25350979
研究種目

基盤研究(C)

配分区分基金
応募区分一般
研究分野 ケミカルバイオロジー
研究機関近畿大学

研究代表者

藤田 至彦  近畿大学, 医学部, 医学部講師 (80192730)

連携研究者 大川原 正  熊本科学保健大学, 保健科学部, 教授 (60040325)
研究期間 (年度) 2013-04-01 – 2016-03-31
キーワードレスベラトロール / MIF
研究成果の概要

赤ブドウの果皮などの食品に含まれるレスベラトロール誘導体(RVD)の腫瘍細胞に対する増殖抑制作用の機序を、分子生物学的手法を用いて解析した。その結果、①一般に活性酸素濃度が亢進しているとされるがん細胞ではMIFという炎症性サイトカインの1つであるタンパク質が、転写因子であるNFkB に直接働きかけ、その下流にあるJNKというアポトーシス誘導シグナル因子を抑制する、②MIFはRVDと結合することにより、NFkBを経て、JNKの抑制ができなくなり、細胞にアポトーシスをもたらすことがわかった。したがって、RVDは、MIFを標的としたがん治療薬のリード化合物となる可能性が示唆された。

自由記述の分野

総合生物

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公開日: 2017-05-10  

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