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2016 年度 研究成果報告書

生存をめぐるパラドックス―乳幼児死亡を軸としたタンザニア最貧困地域の比較研究

研究課題

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研究課題/領域番号 25360005
研究種目

基盤研究(C)

配分区分基金
応募区分一般
研究分野 地域研究
研究機関宇都宮大学

研究代表者

阪本 公美子  宇都宮大学, 国際学部, 准教授 (60333134)

研究協力者 宮﨑 久美子  
椿 延子  
研究期間 (年度) 2013-04-01 – 2017-03-31
キーワード乳幼児死亡 / タンザニア / 5歳未満死亡率 (U5MR) / 農牧 / スワヒリ / ドドマ / リンディ / ザンジバル
研究成果の概要

タンザニアの乳幼児死亡要因の共通性と地域性とともに、相互扶助の寄与について明らかにした。乳幼児死亡率が高かった3地域にて再生産年齢女性238人を対象に行った質問票インタビュー調査では、女性達の半数近くが乳幼児の死亡を経験していた。子どもの死亡経験・死亡数を軸に統計的な分析を行った結果、これまで先行研究で言及されていた出産場所・介助者、教育や知識、食関連の要因を再確認するとともに、それらの地域差も確認した。さらに、食をめぐる相互扶助は、乳幼児の生存に寄与していたことを明らかにした。しかし食料が不足する地域では、相互扶助から漏れている相当数の女性と子ども存在しており、乳幼児死亡のリスクは高かった。

自由記述の分野

地域研究(アフリカ)、社会開発

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公開日: 2018-03-22  

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