研究課題
基盤研究(C)
本研究ではラオス中部の農村地域でおこなった世帯構成の経年変化と出産歴の調査に基づき、過去40年間の人口変化を明らかにし、人口再生産行動と農村の社会経済変化との関連を研究した。その結果、出稼ぎや商品作物の導入と、出生率の低下の開始が早い地域ほど、1970-80年代の人口増加が著しいことがわかった。分析結果を学術誌で発表すべく論文作成中である。また、分析に用いた人口データベース、ならびに調査分析手法のマニュアルのWeb公開を準備している。
社会人類学