本研究の目的は、海運界における現在のジェンダー形成の状況を国際的に比較分析し、我が国の海運界で男女共同参画を実現させるにはどうするべきかを指摘することである。地域的には欧州・米大陸・アフリカ・オセアニア・中東・アジアというグローバルなレベルで実施した。特に本研究では、代表者が所属しているWISTA Internationalの協力を得て、調査を実施し、船員だけに限らず、船舶管理・金融・保険・物流・教育など、海運に関わるあらゆる業種も含めて、陸上勤務の視点からも調査を実施した。また、WISTA Internanitonalの一支部であるWISTA Japanの活動を充実させる活動を実施した。
|