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2015 年度 研究成果報告書

承認論の認識論への拡張によるヘーゲル観念論の自然化についての研究

研究課題

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研究課題/領域番号 25370013
研究種目

基盤研究(C)

配分区分基金
応募区分一般
研究分野 哲学・倫理学
研究機関一橋大学

研究代表者

大河内 泰樹  一橋大学, 大学院社会学研究科, 教授 (80513374)

研究期間 (年度) 2013-04-01 – 2016-03-31
キーワード承認 / 自然主義 / 認識論 / 歴史 / ヘーゲル / プラグマティズム / 語用論 / 合理性
研究成果の概要

本研究はヘーゲル承認論の規範的解釈を検討しながら、ヘーゲル観念論を現代支持可能な「自然化」された認識論として提示することを目的とするものである。ブランダムの語用論とホネットの承認論はそれぞれ言語哲学と社会哲学においてヘーゲル主義的と言われる規範理論を展開しているが、それは規範が社会的相互行為や社会の歴史的発展に内在しているという主張として理解されており、さらに両者においては、わたしたちの認識活動が承認に依存していることが主張されている。この両者の検討を通じて、ヘーゲルの〈教養・形成〉概念を「弱い自然主義」と接合することで、ヘーゲルの精神概念を自然化することができるという結論に達した。

自由記述の分野

哲学

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公開日: 2017-05-10  

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