研究課題
基盤研究(C)
中国の近世、特に宋、金の『陰符経』諸注釈の内容を分析することで、近世中国思想史が受容した『陰符経』注釈の実態、『陰符経』諸注釈の相互関係と撰述時期、金末及び元初に北方中国で誕生した全真教への影響、南宋・朱熹の『朱子語類』に見られる道家文献としての『陰符經』理解の実態等に就いて、文献実証的に明らかにした。
中国三教思想交渉史