ディーパンカラシュリージュニャーナの著作のうち、『上師所作次第』『自作次第勧誡語句摂集』『菩薩行略教訓』『種姓誓願』を取り上げ、それぞれの著作内容を分析し、同じ著者の他の著書との関係を解明した。また、これらの著書を含む彼の顕教文献と密教文献を総合的に分析することで、彼の著作の全体像を『ディーパンカラシュリージュニャーナ研究』としてまとめた。 さらに、ディーパンカラシュリージュニャーナの著書や伝記資料に基づき、ヴィクラマシーラ僧院における活動及びパーラ王との関係を調査することで、彼のインドにおける活動を明らかにした。 さらに、テキスト・データとしてディーパンカラシュリージュニャーナの著書の批判的校訂テキストの作成作業を行った。
|