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2014 年度 実施状況報告書

ジョナサン・エドワーズ研究の国内拠点設置とその初期運営

研究課題

研究課題/領域番号 25370092
研究機関国際基督教大学

研究代表者

森本 あんり  国際基督教大学, 教養学部, 教授 (10317349)

研究期間 (年度) 2013-04-01 – 2017-03-31
キーワードエドワーズ / アメリカ / ピューリタニズム / 神学 / 哲学
研究実績の概要

平成26年度には、ドイツのハイデルベルク大学とポーランドのヴロツワフ大学にあるジョナサン・エドワーズ・グローバル・センターを訪れ、支部活動の実際を調査した。計画最終年度に国際基督教大学ジョナサン・エドワーズ・日本センターで開催されるべき国際学会に向けて、主要な参加者の募集を始め、専用ホームページを開設して告知を開始した。また、大久保正健氏により、『ジョナサン・エドワーズ選集』全7巻のうちの1巻(原罪論)が翻訳され刊行された。それとともに、イェール大学ジョナサン・エドワーズ・センター所長のケネス・ミンケマ氏からの寄稿文を得て、全7巻の選集パンフレットを作成し、国内の書店網を通して配布を始めた。

現在までの達成度 (区分)
現在までの達成度 (区分)

2: おおむね順調に進展している

理由

『ジョナサン・エドワーズ選集』全7巻のうちの1巻が刊行された。
国際学会は2016年3月に予定されている。

今後の研究の推進方策

国際学会の準備。計画立案、主題の決定、招聘者の選定、公募、実施、報告など。
『ジョナサン・エドワーズ選集』の翻訳と出版事業の継続。

次年度使用額が生じた理由

昨年度の交付額のうち、220,971円は未使用に終わっているが、これは国内の研究者との翻訳交渉と国際会議に向けた面談が双方の予定に変更が生じたために実施できなかった結果である。

次年度使用額の使用計画

昨年度からの繰越額については、国内の研究者との面談を再設定し、夏と秋に実施することに使用する予定である。また、最終年度を迎え、国際会議の準備と実施が予定されているので、海外からの発表者招聘のために、少しでも余裕をもって使用したいと考えている。

  • 研究成果

    (5件)

すべて 2015 2014 その他

すべて 学会発表 (2件) (うち招待講演 2件) 図書 (2件) 備考 (1件)

  • [学会発表] <正統>はどのように作られるか――アジア神学からの問い2015

    • 著者名/発表者名
      森本あんり
    • 学会等名
      シンポジウム「東アジア・キリスト教研究の課題と展望」
    • 発表場所
      南山大学
    • 年月日
      2015-01-31
    • 招待講演
  • [学会発表] 21世紀のリベラルアーツ――発展の土台となる人間性の陶冶2014

    • 著者名/発表者名
      森本あんり
    • 学会等名
      日本産学フォーラム研究会
    • 発表場所
      一橋講堂
    • 年月日
      2014-11-06
    • 招待講演
  • [図書] 『ジョナサン・エドワーズ選集』第3巻「原罪論」2015

    • 著者名/発表者名
      森本あんり(監修)・大久保正健(翻訳)
    • 総ページ数
      411+37
    • 出版者
      新教出版社
  • [図書] 反知性主義――アメリカが生んだ「熱病」の正体2015

    • 著者名/発表者名
      森本あんり
    • 総ページ数
      282
    • 出版者
      新潮社
  • [備考] ジョナサン・エドワーズ・日本センター (Jonathan Edwards Center Japan)

    • URL

      http://subsite.icu.ac.jp/jecjapan/

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公開日: 2016-05-27  

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