研究課題
基盤研究(C)
1877年にE.カップが初めて「技術の哲学」という表現を用いて著書を刊行して以降、長い伝統を持ってドイツを中心に展開されてきた技術哲学を歴史的に振り返り、そうした技術哲学の伝統が、技術倫理の考え方にどのような影響を及ぼしているのかについて研究した。そして、その成果を学会発表や論文を通して公表した。その際、技術評価の問題を哲学的に論じる意義が見いだされ、日本においてもこうした問題に哲学者が貢献する上での課題と可能性が明らかになった。
哲学