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2016 年度 研究成果報告書

隷書再発現のメカニズム-中国中世期の石刻資料を端緒として-

研究課題

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研究課題/領域番号 25370106
研究種目

基盤研究(C)

配分区分基金
応募区分一般
研究分野 美学・芸術諸学
研究機関愛媛大学

研究代表者

東 賢司  愛媛大学, 教育学部, 教授 (10264318)

研究期間 (年度) 2013-04-01 – 2016-03-31
キーワード隷書 / 墓誌銘 / 洛陽 / 業+おおざと / 楷書 / 南北朝 / 隋 / 紫陌
研究成果の概要

資料収集の結果、南北朝は1800件、83万字、隋代は800件、31万字に増加した。墓葬の多い洛陽、(業+おおざと)(現在の河北省磁県南)、西安に注目した結果、、(業+おおざと)城付近は北魏でほぼ見られなくなっていた隷書が、540年頃から復活する。ここが「紫陌」と称される地点である。また、隋代になると、墓誌銘が激減していた洛陽で、再度隷書墓誌銘が作られるようになり、完成度の高いものが含まれるようになった。同時期には西安で楷書の優品が作成される。隷書の知識を持った者が、(業+おおざと)から移動し、洛陽や西安で作成するようになったのではないかと思われる。

自由記述の分野

書道

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公開日: 2018-03-22  

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