研究課題
基盤研究(C)
本研究は欧州において古代から石材等が中心であった文化において、石彫やブロンズ彫刻の中で、独自の発達を遂げた木彫について実見調査・研究を行った。海外での実見調査は欧州及びその作品があるアメリカ合衆国において合計4回行った。そして欧州のその特色ある木彫表現と木材中心の文化である日本の木彫表現との比較を行うことにより、現代における新たな木彫表現について、制作者の立場から実制作の事例を通して、さまざまな表現の可能性を明らかにした。
木彫表現