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2017 年度 実績報告書

スウェーデンにおける児童青少年と舞台芸術との関わりから見る芸術文化政策の実効性

研究課題

研究課題/領域番号 25370180
研究機関東海大学

研究代表者

上倉 あゆ子  東海大学, 文学部, 講師 (70467520)

研究期間 (年度) 2014-02-01 – 2018-03-31
キーワードこどもの権利 / こども観 / スウェーデン / こども文化
研究実績の概要

本研究では、こども(18歳未満)を対象とする舞台芸術の質の高さが国際的にも評価されているスウェーデンの状況を検証し、こどもと舞台芸術との関わり方と、その背景にある制度・政策とその実効性を明らかにすることを目的としてきた。
平成29年度は、これまでの成果を整理する作業を中心に行なった。12月には北ヨーロッパ学会にて「北欧社会における「こども」」という複合領域分科会を企画し、コーディネーターおよび報告者として参加した。この分科会では、「スウェーデンにおける舞台芸術と子どもの権利」という題での報告を行ない、実際の演劇作品が描く現代スウェーデン社会の家族とこどもの姿を取り上げた上で、こどものための舞台芸術が扱う現実的で「難しい」テーマと、そういった作品が実際にこどもの元に届きやすい制度・環境との関係について論じた。2018年2月には東海大学地域連携センターにて「子供・演劇・民主主義―社会の支えとなるスウェーデンの芸術文化政策―」と題した講座の開催を企画したが、残念ながら最小開講人数に達しなかったため、不開講となった。2018年3月には、東海大学総合研究機構2017年度「プロジェクト研究」成果発表会において、「スウェーデンにおけるこどもと舞台芸術との関わり」と題したポスター発表を行ない、本研究での成果および今後の展望について整理した。
なお、資料情報収集の補完作業を行なうため、2018年3月にスウェーデンでの現地調査を実施している。また、研究代表者は2018年度より「北欧のこどもと文化」という新規開講科目を担当しており、その授業内容に本研究を通して得られた知見を反映させている。

  • 研究成果

    (2件)

すべて 2018 2017

すべて 学会発表 (2件)

  • [学会発表] スウェーデンにおけるこどもと舞台芸術との関わり2018

    • 著者名/発表者名
      上倉あゆ子
    • 学会等名
      東海大学総合研究機構2017年度「プロジェクト研究」成果発表会
  • [学会発表] スウェーデンにおける舞台芸術と子どもの権利2017

    • 著者名/発表者名
      上倉あゆ子
    • 学会等名
      北ヨーロッパ学会

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公開日: 2018-12-17  

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