占領期におけるローカルメディアに関して、刊行形態の多様性や刊行を支える人的ネットワークについて調査を進めた。成果としては復刻版『月刊にひがた』(2016年、三人社)を刊行し、別冊解題にて占領期の地方における出版文化に関する現段階での調査成果を踏まえた論述を行った。なお、本研究で蓄積した成果および明確化した今後の課題については、2016年度より採択された科学研究費(基盤研究B 課題番号16H03386)「占領期ローカルメディアに関する資料調査および総合的考察」による共同研究へと引き継がれることとなった。
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