研究課題
基盤研究(C)
香川県善通寺市に所在する真言宗の拠点、善通寺所蔵の行法次第書の調査・研究を中心に、長野県諏訪地方における真言宗の談義所、佛法紹隆寺(長野県諏訪市)、福島県磐城地方における真言宗の談義所、宝聚院(福島県いわき市)所蔵の行法次第書の調査・研究の成果を併せ、行法次第書の資料的価値を明らかにし、平安時代後期から鎌倉時代における真言宗寺院の学問形成がどのように行われてきたかを考察した。また、諏訪地方における南北長期から室町時代における寺院展開についても明らかにした。
日本中世文学