研究課題
基盤研究(C)
過去3年間の主要な成果としては次の2点がある。ひとつは、第一次世界大戦後に発行された仏語版国際文芸誌のうち敗戦国ドイツにたいし対照的な態度を示した「ル・モンド・ヌーヴォー」と「エシャンジュ」を主要な対象として、「新フランス評論」誌との関係を軸に同時代の文学環境にかんし具体的な知見を深めたこと。第二に、大戦前に発行された2つの雑誌「ラ・ファランジュ」と「ロクシダン」を調査し、それらの総合索引を作成したことである(前者の索引は2014年にフランスで公刊した)。
仏文学