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2015 年度 研究成果報告書

チェルノブイリ原発事故を描いた文学の研究

研究課題

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研究課題/領域番号 25370416
研究種目

基盤研究(C)

配分区分基金
応募区分一般
研究分野 文学一般
研究機関日本大学

研究代表者

安元 隆子  日本大学, 国際関係学部, 教授 (40249272)

研究期間 (年度) 2013-04-01 – 2016-03-31
キーワードチェルノブイリ / スベトラーナ・アレクシェービッチ / 若松丈太郎 / タルコフスキー / グードルン・パウゼヴァング
研究成果の概要

チェルノブイリ原発事故がどのように描かれてきたのかを考察した。主にスベトラーナ・アレクシェービッチの『チェルノブイリの祈り』、グードルン・パウゼヴァングの『雲』、若松丈太郎の連詩「かなしみの土地」、チェルノブイリ原発事故を予見した映画としてタルコフスキー『ストーカー』を論じた。『チェルノブイリの祈り』は社会主義からの訣別と人間の生と愛への希望というテーマを証言集全体の構造を分析することで明らかにした。また、『雲』では登場人物の核に対する意識の差が主人公の父方、母方の意識の差と重なること、「かなしみの土地」では想像力の飛躍に基く詩法を明らかにし、福島原発事故への架橋の意味があることを評価した。

自由記述の分野

日本近代文学 比較文学

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公開日: 2017-05-10  

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