本研究の主な成果は、日系ペルー人作家著作の文学作品分析し、各種学会、研究会、及び学術誌で発表した。日系ペルー人作家、Jose Watanabe、Augusto Higa Oshiro、Fernando Iwasaki、Doris Moromisatoの作品に日系アイデンティティーがどのように描かれているのかを分析した。具体的には、出稼ぎ移民、移動を通し、19世紀後半から現在に至まで「日系ペルー人」というアイデンティティーががどのように生まれ、不均一で固定できないものへと変容しているかを研究した。
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