研究課題
基盤研究(C)
本研究の成果は,強調とぼかしのメカニズムを語用論的に解明し,その普遍性を日本語と日本語以外の言語で示したことにある。具体的に述べると次のようになる。文献(中西久実子 (2012)『現代日本語におけるとりたて助詞と習得』ひつじ書房)で明らかにした日本語におけるとりたて助詞の語用論的特徴(肯定的用法と否定的用法)が,とりたて助詞以外の形式「ておく」「だって」「てしまう」「かな」など,および,英語のjustにも適用できることを論証し,国内外の学会・論文で発表した。
日本語教育