研究課題
基盤研究(C)
モンゴル語仏典は14世紀に編纂されたもので、そこにはモンゴル仏教の汎ユーラシア的性格と元朝社会の多民族・多言語状況が反映され、ウイグル語、チベット語、漢語等の周辺諸言との接触の痕跡が豊富に保存されている。本研究は、研究代表者の年来の蓄積に立脚しつつ最新の知見を取り入れて、中期語の時代以降の言語接触の実相を解明し、それがモンゴル語の構造にいかなる変化を招来したかを検討することを目的とする
言語学