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2015 年度 実績報告書

上ソルブ語の語順に関する基礎研究―言語接触と情報構造の観点から枠構造を中心に―

研究課題

研究課題/領域番号 25370495
研究機関麗澤大学

研究代表者

笹原 健  麗澤大学, 外国語学部, 講師 (10438921)

研究期間 (年度) 2013-04-01 – 2016-03-31
キーワード上ソルブ語 / 語順 / 言語接触 / ドイツ語
研究実績の概要

本研究課題最終年度となる2015年度は,8月10日から9月2日まで現地調査を行った。この調査では,本課題における諸問題の解明に資する,多くの資料を得ることができた。それとともに新たな課題も見つかり,今後に活かしていく。
8月調査の資料をふまえ,9月25日から9月27日までトリノ大学(イタリア)で開催された4th European Conference on Cognitive Science/ 10th International Conference on Cognitive Scienceに参加し,シンポジウム「Pear Stories, 40 Years Later」において,"What can be added in a sentence when it is completed? - Evidence from Upper Sorbian Pear stories"という題目で発表をした。この発表により,自己の研究深化を成し遂げることができた。しかしそれだけではなく,本シンポジウムはロシア,アメリカ,フィンランド,日本の4ヶ国12名のチームとして執り行ったことで,学術交流にもつなげることができた。
今後に向けては,NHK出版『テレビでドイツ語』(2016年4月号-9月号)において連載「ドイツに生きるもうひとつの世界 ソルブの世界を訪ねて」を担当している。国民への発信の一環として,本研究で得られた知見ついても触れていく予定である。

  • 研究成果

    (2件)

すべて 2015

すべて 雑誌論文 (1件) (うち査読あり 1件、 謝辞記載あり 1件) 学会発表 (1件) (うち国際学会 1件)

  • [雑誌論文] 上ソルブ語における「枠構造」2015

    • 著者名/発表者名
      笹原健
    • 雑誌名

      ドイツ文学 : Neue Beitrage zur Germanistik

      巻: 150 ページ: 91-111

    • 査読あり / 謝辞記載あり
  • [学会発表] What can be added in a sentence when it is completed? - Evidence from Upper Sorbian Pear stories2015

    • 著者名/発表者名
      Ken Sasahara
    • 学会等名
      4th European Conference on Cognitive Science/ 10th International Conference on Cognitive Science
    • 発表場所
      The University of Turin, Italy
    • 年月日
      2015-09-25 – 2015-09-27
    • 国際学会

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公開日: 2017-01-06  

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