研究課題
基盤研究(C)
構文文法はこれまで主に英語を対象として議論が行われてきたが、英語以外の言語を対象とする考察はまだ少ない。本研究はドイツ語の非人称構文、形容詞構文、結果構文を構文文法の視点から分析することで、構文文法がドイツ語の記述においても有用であることを示した。また近縁ではありながらも、英語とは別の構造を持つドイツ語で生じる理論上の課題、またそれが構文文法に与えるフィードバックの可能性も明らかにすることができた。
ドイツ語学