研究課題
基盤研究(C)
「朝鮮資料」辞書類の本文中には日本語をハングルあるいは朝鮮字音で記した箇所が多いため、朝鮮語との対照分析を通して中世から近世にかけての語彙の変遷について記述した。また新資料の発掘にも努め、日本語と朝鮮語の研究資料に資するものとして、多言語辞書『三学訳語』における日本語部分の語彙説明、日本語兼朝鮮語学習書『対談秘密手鑑』、朝鮮語稽古通詞の作文練習帳『復文録』などを学界に公表し、その内容を細かく分析した。
日本語史、朝鮮語史、対照言語学