研究課題
基盤研究(C)
本研究の具体的成果は次の3つである。先ず、省略箇所に発音されない統語構造が存在する場合と発音されない代用表現が存在する場合があることを明らかにした。次に、省略文の派生には、音声部門における削除操作と意味部門におけるコピー操作の方法があることを明らかにした。最後に、省略文と先行文に課せられる同一性条件には、残留要素の焦点化を認可する意味的対比条件と削除操作の適用に課せられる構造的同一条件があることを明らかにした。
英語学 統語論 意味論