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2013 年度 実施状況報告書

テキストの結束性を重視した母語別作文コーパスの作成と分析

研究課題

研究課題/領域番号 25370577
研究種目

基盤研究(C)

研究機関埼玉大学

研究代表者

金井 勇人  埼玉大学, 日本語教育センター, 准教授 (70516319)

研究分担者 俵山 雄司  群馬大学, 国際教育・研究センター, 講師 (30466685)
石黒 圭  一橋大学, 国際教育センター, 教授 (40313449)
末繁 美和  北見工業大学, 工学部, 講師 (60638998)
庵 功雄  一橋大学, 国際教育センター, 教授 (70283702)
研究期間 (年度) 2013-04-01 – 2016-03-31
キーワード日本語教育 / 作文 / テキストの結束性 / 母語別作文コーパス
研究概要

平成25年度は、中国国内・韓国国内の日本語学習者および日本人学生に、コンピューター上で作文を書いてもらい、それを収集・整理した(現在も作業継続中)(中国60本、韓国60本、日本60本、合計180本)。この作業は進捗状況がよく、中国語話者の作文収集は11月中に終了した。その後、日本語話者の作文は12月に、韓国語話者は翌3月に収集を終えた。先述したように、現在は収集した作文を整理する作業に取り掛かっている。整理する目的は、収集した作文をコーパスとして一般に公開することにある。このコーパス作成作業については、当初の計画では、平成26年度~27年度の2年間で行う予定であったが、収集の進捗状況が良好であったため、前倒し金を請求、それを受領し、すでに現在、コーパス作成作業を進めている。このコーパス作成作業は、1)雛型を作成する作業と、2)それをカスタマイズする作業、とに二分して考えているが、現在は1)の段階である。1)が終了し次第、2)に入っていく予定である。1)は終了しつつあるので、今年度以降は2)が主たる作業となっていく。また整理が終了した(公開前の)作文をもとに、分析に着手することになる。したがって、今年度は、3)コーパス公開準備と、4)作文の分析が主たる作業となる。

現在までの達成度 (区分)
現在までの達成度 (区分)

1: 当初の計画以上に進展している

理由

上述したように、コーパス作成作業については、当初の計画では、平成26年度~27年度の2年間で行う予定であったが、収集の進捗状況が良好であったため、前倒し金を請求、それを受領し、すでに現在、コーパス作成作業を進めている。この点において、本研究は、当初の計画以上に進展している、と言える。

今後の研究の推進方策

上述したように、コーパス作成作業は、1)雛型を作成する作業と、2)それをカスタマイズする作業、とに二分して考えているが、現在は1)の段階である。1)が終了し次第、2)に入っていく予定である。1)は終了しつつあるので、今年度以降は2)が主たる作業となっていく。また整理が終了した(公開前の)作文をもとに、分析に着手することになる。したがって、今年度は、3)コーパス公開準備と、4)作文の分析が主たる作業となる。

次年度の研究費の使用計画

コーパス作成作業については、当初の計画では平成26年度~27年度の2年間で行う予定であった。ただし、現在までの進捗状況が良好であったため、昨年度中にコーパス作成作業を開始した。そのため、平成26年度に予定していた使用額を、平成25年度に前倒しして使用することになった。
コーパス作成作業は大きく2つに分けられる。1)雛型を作成する作業と、2)それをカスタマイズする作業である。平成25年度の予算を使用して、すでに1)の作業には入っている。また1)と2)とは連続的なものであるから、今年度の予算を使用して、そのまま流れ作業的に、2)の作業へと入っていく予定である。

  • 研究成果

    (5件)

すべて 2014 2013 その他

すべて 雑誌論文 (2件) (うち査読あり 2件) 学会発表 (1件) 備考 (2件)

  • [雑誌論文] 作文の誤用分析のための日本人学生と外国人留学生との混在型授業2014

    • 著者名/発表者名
      金井勇人
    • 雑誌名

      埼玉大学日本語教育センター紀要

      巻: 8 ページ: 25-34

    • 査読あり
  • [雑誌論文] 講義における専門用語の説明に対する日本語学習者の評価―わかりやすい説明の方法を探るために―2013

    • 著者名/発表者名
      俵山雄司
    • 雑誌名

      専門日本語教育研究

      巻: 15 ページ: 27-34

    • 査読あり
  • [学会発表] 講義における一般語の語義説明に対する日本語学習者の評価

    • 著者名/発表者名
      俵山雄司
    • 学会等名
      シンポジウム『評価』を持って街に出よう―ひととひととをつなぐための評価研究―
    • 発表場所
      政策研究大学院大学(東京)
  • [備考] ログリアルタイム表示ページ

    • URL

      http://nihongosakubun.sakura.ne.jp/log/

  • [備考] 全文検索ページ

    • URL

      http://nihongosakubun.sakura.ne.jp/cgi-bin/estseek.cgi

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公開日: 2015-05-28  

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