• 研究課題をさがす
  • 研究者をさがす
  • KAKENの使い方
  1. 課題ページに戻る

2013 年度 実施状況報告書

日本語学習者の協働的活動における参加の動機づけ

研究課題

研究課題/領域番号 25370601
研究種目

基盤研究(C)

研究機関東海大学

研究代表者

元田 静  東海大学, 国際教育センター, 准教授 (40349428)

研究期間 (年度) 2013-04-01 – 2016-03-31
キーワード日本語教育 / 上級読解 / 協働学習 / 参加の動機づけ / 参加の困難な学習者 / ライフストーリー
研究概要

日本語学習者のグループ活動に対する参加の動機づけについて広く情報を集めるため、授業中の記録とインタビューによって質的データを収集した。
1.春学期・上級日本語読解授業・対象留学生16名:参加がうまくいかない学習者を中心に、授業中の録音・観察、コース途中及びコース終了後のインタビューを行った。対象とする学習者の参加の動機づけ、あるいは参加が難しい理由はそれぞれ異なった。今後、文字起こしと分析を行っていく。
2.秋学期・上級日本語読解授業・対象留学生8名:授業中の録音・観察、コース終了後に参加者全員にライフストーリーの手法を用いてインタビューを行った。ライフストーリーの手法を用いた理由は、これまでの日本語学習に対する考え方や協働学習の経験など、学習者の個人的な価値観が参加の動機づけにどのように関わっているかを広く知りたいと考えたからである。今後、文字起こしと分析を行っていく。

現在までの達成度 (区分)
現在までの達成度 (区分)

3: やや遅れている

理由

協力者の許可も得られ、実施は順調である。しかし、研究者自身が一時病気で倒れたことにより、分析が予定どおり進まなかった。

今後の研究の推進方策

当初の計画では、質的調査に続き、量的調査を用いて「参加の動機づけ」を捉える予定であった。しかし、初年度の研究において、参加の動機づけについては個人差が非常に大きいということがわかったので、まずは初年度収集した質的データを綿密に分析・考察し、ある程度一般化したモデルの作成を試みる。

次年度の研究費の使用計画

本課題に関連した研究を日本教科教育学会第39回全国大会(岡山大学)で発表する予定であったが、直前に切迫流産となり、行くことができなかった。そのため、予定していた旅費分を使用しなかった。
学会参加の旅費として使用する予定である。

URL: 

公開日: 2015-05-28  

サービス概要 検索マニュアル よくある質問 お知らせ 利用規程 科研費による研究の帰属

Powered by NII kakenhi