文献レビューと教材評価をした結果、教材の基礎レベルA1とアクセスレベルA2では異文化間問題の応用が不十分であった。従って理論的枠組みの開発に焦点を当て、教材開発、語学学習におけるコミュニカティブ・アプローチ、異文化間コミュニケーション能力、多様性という4つコンセプトでモデルを設計した。 上記に基づき、授業向けにハンドブック出版、ビデオ製作、ディジタル教材開発を行った。ハンドブックは言語スキルと学生のレベル、興味、ニーズに応じて多文化・異文化テーマを組み合わせた。ビデオでは西語の多様性と地域の風習をネイティブが紹介して、文法項目を学習しつつ異文化間討論を行うディジタル・アクティビティも計画した。
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