研究課題/領域番号 |
25370628
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研究機関 | 島根大学 |
研究代表者 |
汪 曙東 島根大学, 外国語教育センター, 准教授 (50435046)
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研究分担者 |
岩田 淳 島根大学, 医学部, 教授 (00280438)
DOUGLAS Jarrell 名古屋女子大学, 文学部, 教授 (60226363)
丁 雷 島根大学, 外国語教育センター, 特別嘱託講師 (50710993)
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研究期間 (年度) |
2013-04-01 – 2016-03-31
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キーワード | smart phone / learning content / student development / mobile apps |
研究実績の概要 |
H26年度、モバイル英語学習コンテンツの受信者は前年度300名から561名に増えた。受信者は島根大学の松江、出雲キャンパスに限らず、名古屋女子大学にも数十名の受信者がいる。毎週の週末、主に学生が作成し、教員が編集したエッセイ、クイズなどのモバイル英語学習コンテンツを発信した。H27年度3月末までの1年間、学生から84本のコンテンツを募集され、コンテンツのデータベースに充実した。そのうち、エッセイ42本、ジョーク2本、クイズ2個、アニメ6個、合計52の学生が作成したコンテンツをプロジェクトの受信者に発信した。 さらに、モバイル英語学習者に今まで開発した、またはこれから開発する予定の英語学習コンテンツをもっと効果的に利用するために、スマートフォン向けの英語読解学習アプリの開発を始めた。数か月かけて、まずはiPhone/iPad向けの「モバイル英語学習」アプリの開発ができた。現在iTunesで公開しいる。ダウンドード先: https://itunes.apple.com/jp/app/mobile-english/id927928842?mt=8 H27年度、引き続き受信者からモバイル英語学習教材の作成を募集するともに、開発されたコンテンツをアプリに充実し、島根大学の学生だけではなく、日本全国の多くの英語学習者も誰でも無料で利用できるようにする。 最後に、本プロジェクトの波及効果として、「スマホ中国語」のサブププロジェクトも始めた。まずは主に教員がコンテンツを作成しているが、H27年度から、学生からコンテンツの募集を始める予定です。スマホ中国語サイト: http://www.shimadai-elearning.saloon.jp/keitai-chinese/
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現在までの達成度 (区分) |
現在までの達成度 (区分)
2: おおむね順調に進展している
理由
H26年度から、報酬のあった教材の開発が終了し、直接学生から自発的な教材開発の募集を開始した。ウェブ上での自由応募者が少なかったが、教員の対面の授業で呼びかけで、88名の学生から84本のコンテンツが寄せてきた。 さらに、本プロジェクトのサブプロジェクトとして、「スマホ中国語」教材の開発も始まった。現在、205本のモバイル中国語のコンテンツがデータベースに登録されている。
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今後の研究の推進方策 |
H27年度、教材の受信者数をさらに増やし、引き続き受信者から教材を募集する。募集された様々な教材を教員によって編集し、内容及び言語の質を確保した上で、数多くの受信者に発信する。また、H26年度開発したiPhoneのモバイル教材アプリの利用状況とフィードバックを勘案し、Android向けのアプリの開発を着手する。アプリは無料で公開する。
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次年度使用額が生じた理由 |
H26年度、名古屋女子大学の研究分担者は予定した学会の発表は都合によって、事前キャンセルした。また、研究代表者のスマホアプリ開発の委託費支出は計画よりすくなかった。
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次年度使用額の使用計画 |
H27年度の成果発表の旅費に充実したい。
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