研究課題/領域番号 |
25370644
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研究機関 | 長崎県立大学 |
研究代表者 |
上村 俊彦 長崎県立大学, 国際情報学部, 教授 (50176640)
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研究分担者 |
雪丸 尚美 北九州市立大学, 外国語学部, 准教授 (10593337)
唐津 理恵 長崎県立大学, 国際情報学部, 准教授 (60458114)
山内 ひさ子 長崎県立大学, 国際情報学部, 教授 (70200582)
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研究期間 (年度) |
2013-04-01 – 2016-03-31
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キーワード | CEFR / 英語多読用リーダー / 英語発信語彙リスト / Criterion / OPIc |
研究実績の概要 |
H26年度は、(1)英語発信語彙リストの策定作業、(2)英語多読用リーダーを用いた学生の英語自立学習のモニターリング、(3)外部英語試験を用いた学生の英語発信能力に関する調査、(4)海外の有識者を招聘した意見交換等をおこなった。
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現在までの達成度 (区分) |
現在までの達成度 (区分)
2: おおむね順調に進展している
理由
(1)英語発信語彙リストの策定作業の経緯の詳細は、本プロジェクトと並行して作業中の大学英語教育学会「新JACET8000」の分担研究者として報告書の該当箇所に執筆をおこなった。 (2)学生の英語学習モニタリングは、主に雪丸((北九州市立大)と唐津(長崎県立大学)とが担当し、それぞれの大学の学生の英語発進力についてはオンライン英語ライティング・ソフト(Criterion)でデータを収集し、分析中である。 (3)プロジェクト協力の学生の英語発信力については、山内(長崎県立大学)がACTFL Oral Proficiency Interview by computer(OPIc)を用いたオーラル・インタビュー・テストをおこなった。 (4)R. Day教授(Univ. of Hawaii)を招聘して、長崎県立大学で特別講義、意見交換会をおこなった。
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今後の研究の推進方策 |
(1)英語発信語彙リストを基にした英語発信能力検証システムの構築をおこなう。 (2)研究協力学生を対象とした英語学習の実態、英語運用能力の検証等に関する取りまとめをおこなう。 (3)OPIcまたは、TOEIC Speaking and Writing Testを用いて、研究協力学生の英語運用能力の客観的な評価データを取りとその分析をおこなう。 (4)Kwon教授(元ソウル大)を招聘し、本プロジェクトに関する意見交換会をおこなう。
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次年度使用額が生じた理由 |
山内(2014年度までの分担研究者 年度末 退職)分配額について、当初予定していた海外出張枠の大部分が学会(AILA)招聘分で消化されたこと、担当のOPIc試験の実受験者数が減少したことにより、残が出ることとなった。
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次年度使用額の使用計画 |
退職に伴い、分担研究者から連携研究者となる山内(福岡在住)の本プロジェクトに関する研究協力のための経費として使用する。研究成果報告書の作成、英語学習者の発信能力評価システム(ソフト開発)を充実するための経費とする。
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