アジアにおけるEFLとしての英語を学ぶ大学生が国際チームを組み、ICTを活用して、コンフリクトを解決する国際協働作業を実践することで習得した能力について考察した。その結果、1)アジアにおけるリンガフランカとしての英語力の習得、2)国際コミュニケーションツールとしての情報リテラシー力の獲得、3)コンフリクトのウィンウィン型解決に必要な国際交渉力の涵養を行うことができた。これらの成果をもとに、英語教授法としての「国際協働による英語アクティブラーニング」の実践方法の構築、ならびにその成果としてのグローバル化社会で生きぬくための「学士力」育成に資する多くの貴重な示唆を得ることができた。
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