この研究では、日本の大学での英語教育に内容言語総合型学習(CLIL)アプローチの適用性を評価することを目的としている。日本と欧州(スペインとフィンランド)での現在の教育方法について文献展望を行い、大学レベルの教育アプローチの間の差別化が大きいことが明らかになった。CLILより、いくつかの場合、英語を通じた内容を教える授業は、EMI(英語を使った専門科目教育)やESP(特定の目的のための英語)として分類できる。単一のCLILのモデルを様々な状況で使用するのは難しいが、日本ではCLILの意識の高まりは、CLILは日本の大学で英語教育に大きな役割を持っていることを考えるきっかけになるであろう。
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