佐賀県吉野ヶ里町立三田川中学校1年生の入門期(最初の1学期)の「ゆるやかな移行」と「適度な段差」を意識した英語指導方法を,福岡県福岡市の中学校教員が各自の教育現場で試みた。 その結果,実施した教員が,(1)できるだけ,その通りにやってみようとするタイプと,(2)あまりオリジナルにはこだわらず,自分なりにアレンジしてみようとするタイプ,の大きく二つに分かれることが明らかになった。 この結果は,Teacher Training 式の教師研修に対する現職教員の反応の分類に関する示唆を与えると考えられる。
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