研究課題
基盤研究(C)
『出雲風土記抄』諸本を収集、調査、分析し、風土記受容のあり方を明らかにした。松江藩によって出版された雲州本延喜式の考訂の経過と影響を分析し、その中心人物である藍川慎の学問的背景を、藍川慎の著作をほぼすべて収集して分析した。その結果にもとづいて、風土記や神話、神社と結びつけられた出雲地域の歴史意識、古代出雲像の形成について考察した。
日本史