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2017 年度 研究成果報告書

日本における古代・中世移行期村落の構造と展開

研究課題

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研究課題/領域番号 25370781
研究種目

基盤研究(C)

配分区分基金
応募区分一般
研究分野 日本史
研究機関九州大学

研究代表者

坂上 康俊  九州大学, 人文科学研究院, 教授 (30162275)

研究協力者 竹井 良介  
研究期間 (年度) 2013-04-01 – 2018-03-31
キーワード日本古代集落 / 日本中世村落 / 集落立地 / 水利
研究成果の概要

古代集落は、全国的に9~10世紀に崩壊したとされているが、福岡市域を事例として精査すると、9世紀には治水がうまく機能していないことが看取される。確かに集落の数は減っているが、一方で散在的に存続している集落も見いだせ、集落が外側・周辺部に展開しているようである。こういった現象を総合的に見れば、条里水田面から谷戸に生産基盤が移動したという仮説が成立するだろう。いわば、中世的景観の端緒である。つまり、旧秩序の崩壊→公共事業(灌漑・復旧)の壊滅→谷戸田から始まる中世的景観(大中河川からの灌漑による条里水田面の放棄、小河川から門田に引水)と推移したのではなかろうか。

自由記述の分野

奈良平安時代史

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公開日: 2019-03-29  

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